家を作るって、ほんとたくさんの職人さんたちの手で
行われるんですね。
職人さんたちフルキャストで日々、家が変わっていっております。
屋根の上には屋根屋さん。
屋根工事のことについてはカオル建設さんのブログにも・・・。

床の下には断熱屋さん。
全然姿が見えないですが、床下に潜って、セルロースファイバーの
吹き付け工事をされているところです。
一日中、床下をはいつくばっての作業、本当に感謝です。

外では基礎屋さん。
耐震のために新たにテラスに壁を設置しないといけません。
ついでに、将来の車いすなどにも対応OKにゆるーい
スロープを設置してもらいました。

そして、思ったよりも大変そうなのが電気屋さん。
リフォームなので、今までの配線を解読しながら
新しい配線をしていきます。
家一軒分のコード類、すごいです!

そして、そして
毎日フル活動は大工さん。
玄関の吹き抜け部分が広すぎて耐震上弱いので
新たに床を付けてもらったのですが、あっという間に床ができあがったところです。

大工さんの黙々とした工事で、床や天井の下地ができて
だいぶ部屋らしくなってきましたよ!

天井は水平に貼るのではなく、中央をほんの少しだけあげて貼るのだそうです。
それを「むくりをつける」と言うんだそうです。
水平にしまうと、目の錯覚で中央がだって(下がって)見えるんですって!!
大工さんが
「あそこの糸見てみんさい、ようわかるけぇ」
と教えてくださいました。
写真ではよくわからないですが。真ん中あたりに水平に糸が張ってあり
確かに中央にいくに従い
すこーーしだけ糸との距離が離れていっておりました。
すごい!!
インテリアコーディネーターの試験でも二級建築士の試験でも
そんな細かい施工の工夫は習わなかったので、現場で日々生活していると
いろいろと勉強になるものです。
リフォームは新築と違って「やねこい」です。
やねこいって言うのは広島弁で
大変だったり、面倒だったり、難しかったりすることを言います。
解体してみたら筋違の位置が既存の図面と違っていたり。
屋根を貼ろうと思ったらもともとゆがんで5センチぐらいずれていたり。
鉄骨が入っていて思った位置にビスが打てなかったり。
工事が進むに従って
やねこい困難なことがたくさんたくさん出てきます。
設計のカオル建設の社長さんも毎日顔を出しては
職人さんたちとこまごまとした打ち合わせをしてくださっています。
やりながら仕様変更も日常茶飯事です。
ほっんと、
リフォームは新築に比べて手がかかり大変です。
職人さんたち、
「こりゃ、やねこいの〜」 言いながら作業されています。
それでも
「何でも最終的におさまらんことは無い!」と頑張ってくださっています。
仮住まいしているうちに、「はい、リフォームできました!」
じゃなくって、
そんな日々の細かい苦悩や工夫、職人さんたちの頑張りなどが
目の当たりに見れて、在宅リフォームを選択してよかったなぁと
日々、楽しんでいる今日この頃です。
でも、ぶっちゃけ、家の中に常に他人がいることに不慣れな人には
けっこうなストレスだと思われます。
私の場合、結婚してすぐから、義両親と同居なので
常日頃から舅姑の目線を少なからず意識して生活しているので
職人さんがその辺うろうろされていることなんて、へのカッパなのです(笑)
リフォーム終了予定、二月末。 まだまだ先は長いのですよ・・・
広島ブログ

知識だけじゃなくって、プロの仕事姿勢も学べるしー、いつかどころか見た端からどんどん役に立つよ!
と、思って乗り切って!
構造とかは出来上がってからじゃ見えないからそれを自分の目で確認できるって大事ですよね!
「やねこい」はよく分かります。いま私の仕事は事務職なので「すい〜のぅ」つまり(酸っぱいってことでやねこい)と言っている上司がいます(笑)
ほんっと、恵まれた勉強環境だよ。
プロ常駐だもんね!
リフォーム楽しんでおります。完成したら遊びにきてね〜
>じゃこさんへ
ほんとみなさん、お疲れ様です〜
すい〜のぅってこれまたディープな広島弁ですね!